そらうみと申します。
動物看護師をしています。
単純ですが、ブログ名は私が飼っている猫の「そら」と「うみ」からもらいました。
同じ仕事をしている動物看護師の皆さんに向けて、お役に立てる情報を発信していけたらと思っています。
自己紹介
まず自己紹介をさせてください。
私は現在、動物看護師歴10年目の現役動物看護師です。
4年制大学を卒業後、企業病院に就職し、そこで7年半ほど働きました。
そこは比較的大きな病院だったので、重症例の入院管理、リハビリ、オペの手伝い、夜間救急など、かなり幅広く経験することができました。
また、スタッフの数も多かったので後輩指導にも携わり、人を育てる難しさを痛感しました…。
履歴書か!っていう内容になってしまいましたが…(^_^;)
今現在は何をやっているのかと言うと、「訪問診療」「夜間救急」「保護猫団体の病院勤務」が主な仕事です。
ブログを始めたきっかけ
最初に書かせていただいたように、このブログは動物看護師さんに向けて発信していきたいと考えています。
長い間同じ職場で働いてきた私は、企業病院を辞めた後、もっと広い世界を見てみたいと思い個人病院に就職しました。
もちろん病院ごとに仕事のやり方は異なるだろうし、方針も様々だろうということは承知していました。
その病院は、個人病院とはいえスタッフ十数名が所属する中規模病院でしたが、正社員の看護師が2名とパート看護師、新卒の子が数名という明らかな看護師不足…。
そうでなくてもたくさんの仕事があるのに、正社員看護師さんは新卒看護師さんにゆっくり指導してあげる時間がなかなか取れません。。
新卒の子たちもよくわからないながらに必死に頑張るのですが、
ちゃんと教わってないのに下手なことをすれば怒られるし、毎日のように長時間労働…その割にお給料はそんなにもらえない…
という過酷な現実に顔面からぶち当たり、ヒーヒー言っているような状態でした。
かくいう私も、動物看護師になりたての頃はヒーヒー言っていた記憶があります。。(^_^;)
企業病院だったので、お給料や福利厚生の面では比較的恵まれていたのだと思いますが、
やはり右も左もわからないあの感覚…
なんて言ったらいいんでしょう?
「私…ここにいてもいいのかなぁ…?😢」みたいな
なんとも不安な気持ちになりますよね。
看護師1年目は、あっという間に時間が過ぎていった気がします。
そんな新卒看護師さんたちのためになにか私ができることはないだろうか?
また、後輩指導などで悩んでいる中堅以上の看護師さんたちに、私の経験や知識からなにかヒントになることはないだろうか?
これまで、動物看護師を辞めてしまった人も何人か見てきたけれど、もっとこの仕事に誇りややりがいを感じてもらうことはできないだろうか?
動物看護師がもっと柔軟に、快適に働ける環境を作れないだろうか?
そんな想いからこのブログはスタートしました。
理想の未来
私が思い描く理想の未来は、動物看護師がもっと地位と責任を持ち、より専門的な知識を身につけることで、飼い主様からも獣医師からも頼られるような存在になること。
そして、そんな仕事に誇りを持ち、「この仕事が好きだ」「動物看護師をしながら生きていきたいんだ」と思う人がもっともっと増えてくれる日本になることです。
制度や資格、お給料の面等で難しいのが現状ですが、今後少しずつでも動物看護師の社会的地位が上がっていけばいいなと思います。
余談ですが、アメリカの動物病院では本当に診断とオペ以外、テクニシャン(動物看護師)がチームで行うそうです。
かーっこいいですよねー!✨
それだけの知識とスキルを持っている動物看護師さんは日本にももちろんいらっしゃいますが、とても少数派かと思います。
国家資格化されたら少なくとも知識は均一化を目指せるかもしれませんが、きっとスキルの方は現場次第となりそうです…。
私もまだまだ知識不足。。
こんな公の場で情報発信をするなんておこがましい話ですが、、
それでも、発信することでみなさんと一緒に学んでいけたらと思っています。
どうぞよろしくおねがいします(*^^*)!